カブネ(葉山一色海岸)サーフポイント紹介
カブネ(葉山一色海岸)ガイド
カブネ(葉山一色海岸)は、神奈川県三浦郡葉山町一色に位置するサーフポイントです。一色海岸の西側、岩場が点在するエリア周辺を指す呼び名としてローカルのサーファーに知られています。
いわゆる湘南のメジャービーチ(茅ヶ崎・藤沢・鎌倉など)と比べると常時ブレイクしているポイントではなく、強めの南〜南西うねりが入ったときや、気圧配置がハマったタイミングで反応する「レアコンディション寄り」のスポットです。
海底には岩場(リーフ)も多く、波のパワーやボトムの性質を考えると、基本的には中級者以上向けのポイントと考えたほうが安全です。ローカルルール・マナーを尊重し、自分のレベルとコンディションをよく見極めたうえでエントリーすることが大切です。
ポイントの基本情報
- エリア:神奈川県三浦郡葉山町一色周辺(逗子・葉山エリア)
- ボトム:リーフ(岩礁)+一部砂浜
- ポイントの向き:南西寄り
- 反応しやすいウネリ:西〜南寄りのうねりに反応しやすい
- オフショア:北〜北東寄りの風
- レベル目安:中級者以上向き(リーフに慣れたサーファー向け)
- 緯度経度(参考):35.29297, 139.55161
カブネ(葉山一色海岸)の位置
波の特徴・レベル感
カブネ(葉山一色海岸)は、普段から頻繁にブレイクしているポイントではなく、南〜南西うねりが強く入ったときや、低気圧・台風の通過などでうねりの向きとサイズが合ったタイミングで反応することが多いスポットです。
岩礁帯の上で波がブレイクするため、サイズが大きくなるほどパワーとリスクが増し、リーフポイントに慣れたサーファー向けのコンディションになりやすくなります。
スモール〜ミドル(ヒザ〜ムネ)
- 弱いうねりのときは、そもそも割れにくい・ショアブレイク気味になりやすいなど、安定して遊べるとは言いにくい
- うねりの向きと潮位が合ったタイミングでは、比較的メローなブレイクになることもあるが、岩場が多いためビギナー向けとは言いがたい
- ロングボードやファンボードでクルーズできる日もあるが、フィンヒットやボトムタッチには常に注意が必要
- 葉山エリア全体としてサーファーの絶対数は多くないが、「当たりそうな日」にはローカルを中心にピンポイントで人数が増えることがある
サイズアップ(カタ〜アタマ+)
- 南〜南西ベースのうねりが強く入ると、リーフ上で速め〜ホローなパワフルブレイクになることがある
- 波のフェイスはきれいでも、リーフの上で掘れ上がるため、転倒時の接触やフィンカットのリスクが高くなる
- カレント(離岸流)や、岬まわりの複雑な流れが強まることがあり、十分なパドル力と経験が求められる
- ビギナーやブランクの長いサーファーにとっては、明らかにオーバーコンディションになりやすいサイズ帯のため、エントリーは避けた方が安全
総じて、「強いうねりが入ったときにだけ真価を発揮する、リーフ色の強い中級者以上向けポイント」という性格が強いスポットです。
ベストシーズン・狙い目のコンディション
シーズンの目安
- 春〜初夏:低気圧や前線通過後のうねりで、単発的にブレイクすることがあるが、波が続くことは多くない
- 夏〜秋:南〜南西寄りの台風・熱帯低気圧のうねりが届きやすく、カブネが動きやすいメインシーズン
- 冬:北寄りのオフショアが吹きやすい反面、うねりが入りづらく、サーフィン可能な日自体が少なめ
コンディションを整えやすい要素
- うねり:西〜南寄りのうねりに反応しやすい。特に南西ベースのしっかりしたうねりが欲しいポイント
- 風向き:北〜北東のオフショア/サイドオフが理想。南〜南西のオンショアが強まるとフェイスが乱れやすい
- 潮回り:満潮〜ミドルタイド前後が比較的狙い目とされることが多いが、引きすぎるとリーフが浅くなり危険度が増すため、潮位のチェックは必須
「うねり:南〜南西ベース」「風:北〜北東オフショア」「潮位:満潮周り〜ミドルタイド」といった条件が重なったときに、葉山ローカルがカブネをチェックするケースが多いとされます。
注意点・リスク要素
1. リーフ&岩場
- 一色海岸周辺は岩礁帯が多く、見えている岩だけでなく、潮位によって隠れるリーフも存在する
- テイクオフの位置取りやライディングラインを誤ると、フィンヒットや転倒時の負傷リスクが高い
- エントリー・エグジットルートや、浅くなるエリアを事前に把握することがとても重要
2. カレント(離岸流)
- サイズアップ時やうねりの角度によって、リーフの切れ目や岬まわりに強いカレントが発生することがある
- 沖へ流されていると感じたら、正面に向かって無理に戻ろうとせず、岸と平行方向に移動してから浜へ戻るのが基本
- 初めて入る場合は、必ずローカルサーファーの動きを観察し、可能であれば事前に話を聞いておくと安心
3. 海水浴シーズンの規制
- 一色海岸は夏季に海水浴場として開設される人気ビーチで、遊泳区域ではサーフィンが禁止・制限される場合がある
- 時間帯やエリアによってルールが変わることがあるため、葉山町の案内や現地の看板表示、ライフセーバーの指示に必ず従うこと
- ルール違反は、サーファー全体のイメージダウンや今後の規制強化につながるため厳禁
4. ビギナーのエントリーについて
- リーフボトム・レアコンディション・カレントなど、総合的に見るとビギナー向けではないポイント
- 湘南のビーチブレイク(逗子・鎌倉・藤沢エリアなど)での経験が浅い段階でカブネに入るのは避けた方が安全
- どうしても入る場合は、リーフポイントに慣れた経験者と同伴し、無理をしない範囲でのクルージングにとどめる意識が重要
アクセス・駐車場・周辺環境
- 住所目安:神奈川県三浦郡葉山町一色 一色海岸周辺
- 車:逗子IC〜逗葉新道経由で葉山方面へ。国道134号線から住宅街側へ入り、一色海岸方面の案内に従ってアクセス
- 電車+バス:JR横須賀線「逗子駅」または京急線「逗子・葉山駅」から一色海岸方面行きバスに乗車し、「一色海岸」周辺バス停で下車、徒歩数分
- 駐車場:一色海岸周辺に有料駐車場あり。スペースは限られており、夏季や休日は早い時間から満車になりやすい。路上駐車や迷惑駐車は厳禁
- 設備:海水浴場シーズンにはトイレ・簡易シャワー・売店などが営業するが、オフシーズンは利用できる設備が限られる場合があるため、事前準備がおすすめ
どんなサーファーにおすすめ?
- ビギナー:リーフ・岩場・カレント・レアコンディションという点から、基本的にはおすすめしにくいポイント。まずは他のビーチブレイクで経験を積むのが安全
- ロング・ファンボード:うねり・潮位・風がマイルドに噛み合ったタイミングであれば、リーフの上をクルーズするようなライディングを楽しめることもあるが、ボトムの浅さには常に注意
- 中級者以上:湘南ビーチとはひと味違う、葉山らしい景観とリーフブレイクを求めるサーファーに向いたポイント。コンディションと安全面をよく考えたうえでチェックしたいスポット
「湘南のビーチブレイクだけでなく、葉山エリア特有のリーフポイントにもチャレンジしてみたい」という中級者以上のサーファーにとって、カブネ(葉山一色海岸)はコンディション次第で魅力的な選択肢となり得るサーフポイントです。
カブネ(葉山一色海岸)の最新の波情報を見る
今のコンディション(風・うねり・潮位・Surf-OKスコア)は、下記ページでリアルタイムに確認できます。
波の高さや潮の動きなど、海に行く前の最終チェックにご活用ください。
