逗子・葉山エリア

長者ヶ崎(葉山)サーフポイント紹介

長者ヶ崎(葉山)サーフポイント紹介

長者ヶ崎(葉山)ガイド

長者ヶ崎(葉山)は、神奈川県三浦郡葉山町と横須賀市の境界付近に位置する岬まわりのサーフポイントです。

一般的な湘南ビーチエリア(茅ヶ崎・藤沢・鎌倉など)に比べると、常に波が立つポイントではありませんが、台風や強い南〜南西うねりで他エリアがクローズ気味のときにブレイクしやすい「レアコンディション向け」のスポットとして知られています。

海底はリーフ(岩礁)主体で、サイズが上がるとホローでパワフルなブレイクになることもあり、中級者以上向けとされることが多いポイントです。ローカルルールやマナーを尊重しつつ、十分な経験と装備を整えてエントリーすることが大切です。


ポイントの基本情報

  • エリア:神奈川県三浦郡葉山町下山口周辺(逗子・葉山エリア)
  • ボトム:リーフ(岩礁)+一部砂浜
  • ポイントの向き:南西寄り
  • 反応しやすいウネリ:西〜南南東寄りのうねりに反応しやすい
  • オフショア:北東寄りの風
  • レベル目安:中級者以上向け(リーフボトム・岩に慣れたサーファー向き)
  • 緯度経度(参考):35.25195, 139.58416

長者ヶ崎(葉山)の位置


波の特徴・レベル感

長者ヶ崎(葉山)は、普段から常にブレイクしているわけではなく、強いうねりが入ったときにだけ反応することが多いポイントです。海底はリーフで、インサイド寄りでホローな波が立つこともあり、コンディションが整えばショート向きのパワフルなブレイクになる一方、岩や水深の浅さに注意が必要です。

スモール〜ミドル(ヒザ〜ムネ)

  • 通常のスモールコンディションでは、波がブレイクしづらい・ショアブレイク気味になりやすいことが多い
  • うねりの向きと潮位が合うと、比較的メローなブレイクが出ることもあるが、リーフボトムのため初心者向けとは言いがたい
  • ロングボードやファンボードで遊べる日もあるが、ボトムの岩やフィンヒットには十分注意が必要
  • サーファーの数は湘南メジャービーチほどではないものの、レアな「当たり日」にはピンポイントで混み合うことがある

サイズアップ(カタ〜アタマ+)

  • 南西ベースの台風うねりや、強いうねりがしっかり入ると、ホローで速いブレイクやワイドなセクションが増えやすい
  • リーフ上でブレイクするため、ミスライドやワイプアウト時に岩へ接触するリスクが高まる
  • アウトまでの距離が長くなり、カレント(離岸流)を利用しつつも、強い流れとパドル力が必須となる
  • ビギナーや久しぶりのサーファー、リーフに慣れていないサーファーは、このようなサイズの日のエントリーは避けるのが安全

総じて、「普段は波が立ちにくく、台風や強いうねりのときにだけ真価を発揮する、中級者以上向けのリーフポイント」と言えます。


ベストシーズン・狙い目のコンディション

シーズンの目安

  • 春〜初夏:低気圧や前線通過後のうねりで、一時的にブレイクすることがあるが、波が続くことは多くない
  • 夏〜秋:南〜南西寄りの台風うねりが届きやすく、長者ヶ崎がもっとも動きやすいメインシーズン
  • 冬:北東寄りのオフショアが吹きやすいものの、うねりが入りづらく、サーフィン可能な日自体が少ない傾向

コンディションを整えやすい要素

  • うねり:西〜南南東寄りのうねりに反応しやすい。特に南西ベースの台風うねりでサイズアップしやすい
  • 風向き:北東のオフショア/サイドオフが理想。南西のオンショアが強まりすぎるとフェイスが乱れやすい
  • 潮回り:満潮〜ミドルタイドが狙い目とされることが多いが、潮が引きすぎるとリーフや岩が露出し危険度が増すため、潮位チェックは必須

「うねり:西〜南西ベース」「風:北東」「潮位:満潮前後〜ミドルタイド」といった条件が重なったときに、長者ヶ崎を狙うサーファーが増える傾向があります。


注意点・リスク要素

1. リーフ&岩場

  • 海底はリーフ(岩礁)が主体で、満潮時には見えづらい岩も、潮が引くと海面に現れる
  • ライディング中のフィンヒットやワイプアウト時の接触リスクが高く、リーフポイントに慣れていないビギナーには不向き
  • エントリー・エグジットポイントやリーフの位置関係は、事前にビーチや高台からよく観察しておくことが重要

2. カレント(離岸流)

  • サイズアップ時やうねりの向きにより、リーフの切れ目や岬まわりに強いカレントが発生することがある
  • 沖に向かう流れを感じたら、無理に正面へ戻ろうとせず、岸と平行方向に移動してから浜へ戻るのが基本
  • 初めて入る場合や流れに自信がない場合は、ローカルサーファーの動きやアドバイスを参考にする

3. 海水浴シーズンの規制

  • 長者ヶ崎海岸・大浜海岸は、夏季に「長者ヶ崎・大浜海水浴場」として開設される
  • 海水浴エリア内ではサーフィンや一部マリンスポーツが禁止・制限される場合がある
  • 葉山町や現地の案内板、ライフセーバー・ローカルショップ等の情報で、その年の最新ルールを必ず確認することをおすすめします

4. ビギナーのエントリーについて

  • リーフボトム・レアコンディション・カレントなど、総合的に見るとビギナーには難易度が高いポイント
  • 湘南ビーチブレイクでの経験が浅い場合は、まず他のビギナー向けポイントで基本を身につけてから検討するのが安全
  • どうしても入る場合は、リーフポイントに慣れた経験者と一緒に入り、無理をしない範囲で楽しむことが大切

アクセス・駐車場・周辺環境

  • 住所目安:神奈川県三浦郡葉山町下山口周辺(長者ヶ崎・大浜海岸)
  • 車:国道134号線沿い。逗子IC〜逗葉新道経由で葉山方面へ南下し、「長者ヶ崎」「長者ヶ崎駐車場」周辺からアクセス
  • 電車+バス:JR横須賀線「逗子駅」または京急線「逗子・葉山駅」から長者ヶ崎方面行きバスに乗車し、「長者ヶ崎」バス停下車、徒歩数分
  • 駐車場:長者ヶ崎駐車場など有料駐車場あり。夏季や休日は早い時間から満車になりやすいので、時間に余裕を持って行動したい
  • 設備:トイレは海水浴場シーズンや駐車場・公園側に限られる。常設シャワーやサーフショップは近くにほとんどないため、飲み物や準備は事前に整えておくと安心

どんなサーファーにおすすめ?

  • ビギナー:基本的にはリーフポイント・レアコンディションポイントであり、ビギナー向けとは言いがたい。まずは湘南のビーチブレイク(逗子・鎌倉・藤沢など)で経験を積むことを推奨
  • ロング・ファンボード:うねりと潮位がマイルドに合ったタイミングであれば、ロングやファンボードでも楽しめる日があるが、岩場とカレントには要注意
  • 中級者以上:リーフボトムのパワフルな波、レアな「当たり日」を求めるサーファー向け。台風や強いうねりの際に、他エリアとの比較・ローテーションの一候補としてチェックしたいポイント

「湘南ビーチとはひと味違うリーフブレイクを、葉山らしい景観の中で楽しみたい」という中級者以上のサーファーにとって、長者ヶ崎(葉山)はコンディション次第で魅力的な選択肢になりうるポイントです。


長者ヶ崎(葉山)の最新の波情報を見る

今のコンディション(風・うねり・潮位・Surf-OKスコア)は、下記ページでリアルタイムに確認できます。
波の高さや潮の動きなど、海に行く前の最終チェックにご活用ください。

▶ 最新の波情報を見る(長者ヶ崎(葉山))